「まん延防止等重点措置」で義務付けられる「マスク会食」をめぐって、対象となる自治体では温度差が出ています。
【大阪府・吉村知事】(1日・夜)
「飛沫感染を防ぐ、口元を防いでいかなければいけない。マスク会食の義務化が1つのポイント」
大阪府は府内の飲食店に対して「マスク会食」の周知を要請し、大阪市内の飲食店が命令に応じない場合過料を科すことができます。
一方、兵庫県神戸市の久元市長は、「食事中にマスクを着けたり外したりすると、マスクに付着したウイルスを触る可能性がある」として、否定的な見解を示しています。
【神戸市・久元市長】(1日)
「(マスク会食は)かえって危険があるということで、マスク会食を市民に求めるつもりはありません」
兵庫県は、まん延防止措置の具体的な対策を2日午後、決定する方針です。