関西テレビが製作幹事を務める映画『ナイトフラワー』が、10月27日（月）～11月5日（水）に開催される第38回東京国際映画祭【ガラ・セレクション部門】に公式招待されることが決まりました。また、同映画祭で世界最速上映されます。本作品は、トランスジェンダーの主人公と少女の絆を描き大きな話題となった『ミッドナイトスワン』（‘20）で日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた内田英治監督が原案・脚本・監督を手掛けた渾身の最新作で、全国公開は11月28日（金）からとなります。

東京国際映画祭は日比谷・有楽町・丸の内・銀座で開催されるアジア最大級の国際映画祭で【ガラ・セレクション部門】は、世界の国際映画祭で話題になった作品や国際的に知られている巨匠の最新作、各国でヒットした娯楽映画等を対象としています。内田監督作品では、2015年の第28回に出品された『下衆の愛』以来の正式招待となります。

借金取りに追われ、二人の子供を抱えて東京へ逃げてきた夏希（北川景子）は、昼夜働きながらも、明日食べるものにさえ困る生活を送っていた。ある日、夜の街で偶然ドラッグの密売現場に遭遇し、子供たちのために自らもドラッグの売人になることを決意する。そんな夏希の前に現れたのは、孤独を抱える格闘家・多摩恵（森田望智）。夜の街のルールを何も知らない夏希を見かね、「守ってやるよ」とボディーガード役を買って出る。タッグを組み、夜の街でドラッグを売り捌いていく二人。ところが、ある女子大生の死をきっかけに、二人の運命は思わぬ方向に狂いだす——。

原案・脚本・監督：内田英治
音楽：小林洋平
エンディングテーマ：角野隼斗「Spring Lullaby」（Sony Classical International）
出演：北川景子 森田望智 佐久間大介（Snow Man） 渋谷龍太 / 渋川清彦 池内博之 / 田中麗奈 光石研
製作幹事：関西テレビ放送
配給：松竹
©2025「ナイトフラワー」製作委員会
PG-12 （本編124分）
公式サイト：https://movies.shochiku.co.jp/nightflower

■ 開催期間：2025年10月27日（月）～11月5日（水）
■ 会場：日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■ 公式サイト：https://2025.tiff-jp.net/ja/

※TIFFCOMは東京国際映画祭と併催される、アジアを代表するマルチコンテンツマーケット
■ 開催期間：2025年10月29日（水）～31日（金）
■ 会場：東京都立産業貿易センター浜松町館
■ 公式サイト：https://tiffcom.jp/

内田英治監督自ら“真夜中シリーズ”と銘打つ本作は、借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親が、二人の子供の夢を叶えるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマン・サスペンス。主人公・永島夏希を演じるのは国民的人気俳優＝女優・北川景子。ほぼスッピンで顔を崩して大きく笑い、関西弁で捲し立て、泣きじゃくり、夜のネオン街を全力で駆け回るなど、今まで見せたことのない表情で強くたくましい母を熱演している。北川演じる夏希のボディガードとしてシスターフッドを繰り広げる格闘家・芳井多摩恵役に、Netflixの「全裸監督」シリーズ、「シティーハンター」やNHK連続テレビ小説「虎に翼」などで注目を集める森田望智。
共演にSnow Manの佐久間大介、そして本作で俳優デビューを飾る人気バンドSUPER BEAVERのボーカル・渋谷龍太。さらに、渋川清彦、池内博之、田中麗奈、光石研ら、個性的かつ魅力的な布陣が揃い注目を集めている。また、エンディングテーマを世界的ピアニストの角野隼斗（すみのはやと）が担当。社会の片隅で生きてきた二人の女性が出会い、子供たちの未来を守るために危険な世界へと踏み出す。罪とは何か、愛とは何か——その境界線を問う、切なくもスリリングなヒューマンサスペンスが誕生。