カンテレ社員が「芸術選奨文部科学大臣新人賞」を受賞
2023年3月1日(水)
当社が昨年10月期に放送した「エルピス—希望、あるいは災い—」のプロデューサー・佐野亜裕美(当社制作局東京制作部)が、令和4年度(第73回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(放送部門)を受賞いたしました。贈呈式は3月9日(木)に、都内ホテルで行われます。
芸術選奨は、文化庁から「演劇」「映画」「音楽」「舞踊」「文学」「美術」「放送」「大衆芸能」「芸術振興」「評論等」「メディア芸術」の11部門で、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた個人に対し文部科学大臣賞または同新人賞が贈られるもので、当社社員の新人賞受賞は、平成元年度(第40回・林宏樹)以来です。
芸術選奨は、文化庁から「演劇」「映画」「音楽」「舞踊」「文学」「美術」「放送」「大衆芸能」「芸術振興」「評論等」「メディア芸術」の11部門で、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた個人に対し文部科学大臣賞または同新人賞が贈られるもので、当社社員の新人賞受賞は、平成元年度(第40回・林宏樹)以来です。
【贈賞理由】「エルピス—希望、あるいは災い—」ほかの成果
佐野亜裕美はテレビプロデューサーとして、「カルテット」、「大豆田とわ子と三人の元夫」、「17才の帝国」など、既存のスタイルに囚われない新しいドラマを生み出してきた。「エルピス—希望、あるいは災い—」では脚本家・渡辺あや氏と組んで冤罪事件を取り上げ、臆することなく権力の腐敗やテレビ報道のあり方にメスを入れた。それを正義の側から一方的に告発するのではなく、心の闇や嘔吐する身体といった登場人物の弱さの克服とともに描いた点も高く評価された。
佐野亜裕美コメント
ドラマは多くのスタッフとキャストで作るものであり、正直なことを言えば個人でこのような賞を頂くことに躊躇もありましたが、皆の代表として受け取らせていただきます。
新しいドラマを作るときはいつも様々な産みの苦しみがあります。それを共に乗り越え、共に戦ってくれる素晴らしい仲間に出会えてきたことに感謝し、賞の名に恥じぬよう、観客に深く届くドラマを作り続けるよう精進いたします。
新しいドラマを作るときはいつも様々な産みの苦しみがあります。それを共に乗り越え、共に戦ってくれる素晴らしい仲間に出会えてきたことに感謝し、賞の名に恥じぬよう、観客に深く届くドラマを作り続けるよう精進いたします。