大阪市内にコネクティビティデータセンター※1を開発
2025年竣工予定「オプテージ曽根崎データセンター」
~DX発展を支えるITインフラ整備に貢献~
2023年1月25日(水)
関西テレビ放送株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長 羽牟正一、以下「関西テレビ」)と株式会社サンケイビル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 飯島一暢、以下「サンケイビル」)は、大阪市・東梅田エリアにおいて都市型データセンターを開発することとなりましたので、お知らせいたします。本事業は、関西テレビ所有地での再開発計画で、関西テレビとサンケイビルの初の共同事業となります。また、竣工後は株式会社オプテージ(大阪市中央区、代表取締役社長 名部正彦、以下「オプテージ」)が「オプテージ曽根崎データセンター」として運営を行います。
昨今、多くの企業や地方自治体においてDXの取り組みが進んでおり、さまざまなクラウドサービスやインターネットなどへの接続性に優れたデータセンターへの期待が高まっています。また、2011年の東日本大震災以降、自社のシステム機器を地理的に分散させる災害対策を推進する企業が増加しており、関西圏におけるデータセンターのニーズは今後さらに高まることが予想されます。
このようなニーズの高まりに対応するため、関西テレビとサンケイビルは両社にとってのデータセンター開発の第一号物件として当該地の開発事業を推進し、2026年1月の開業を目指します。
新たに開発を行う東梅田エリアは、関西圏におけるパブリッククラウドのアクセスポイントやインターネットエクスチェンジの拠点※2に近接しており、低遅延かつ他拠点への接続性に優れたコネクティビティデータセンターに適したエリアです。オプテージは、これまでも大阪市内において複数の都市型データセンターを運用しており、当該エリアにおいて、通信事業者を自由に選択できるキャリアニュートラルなコネクティビティデータセンターを新たに開設することで、サービスプロバイダーやユーザー企業にとって国内・海外への情報発信に最適な場を提供します。
昨今、多くの企業や地方自治体においてDXの取り組みが進んでおり、さまざまなクラウドサービスやインターネットなどへの接続性に優れたデータセンターへの期待が高まっています。また、2011年の東日本大震災以降、自社のシステム機器を地理的に分散させる災害対策を推進する企業が増加しており、関西圏におけるデータセンターのニーズは今後さらに高まることが予想されます。
このようなニーズの高まりに対応するため、関西テレビとサンケイビルは両社にとってのデータセンター開発の第一号物件として当該地の開発事業を推進し、2026年1月の開業を目指します。
新たに開発を行う東梅田エリアは、関西圏におけるパブリッククラウドのアクセスポイントやインターネットエクスチェンジの拠点※2に近接しており、低遅延かつ他拠点への接続性に優れたコネクティビティデータセンターに適したエリアです。オプテージは、これまでも大阪市内において複数の都市型データセンターを運用しており、当該エリアにおいて、通信事業者を自由に選択できるキャリアニュートラルなコネクティビティデータセンターを新たに開設することで、サービスプロバイダーやユーザー企業にとって国内・海外への情報発信に最適な場を提供します。
計画概要
建物名称 | オプテージ曽根崎データセンター |
所在地 | 大阪市北区 |
敷地面積 | 2,239.81㎡ |
規模 | 地上14階建 |
運用開始 | 2026年1月(予定) |
特長
1.クラウドやインターネットなどへの優れた接続性
主要なメガクラウドやインターネットエクスチェンジとのアクセスポイントがある堂島エリアや心斎橋エリアから3km圏内に位置しており、オプテージが保有する信頼性の高い光ファイバーネットワークで当該エリアのデータセンターと直結することで、低遅延で安定した接続サービスを提供します。
2.キャリアニュートラルで高い柔軟性を提供
ラックに引き込める回線事業者(キャリア)の制約を設けないため、ユーザーは自由に通信環境の構築が可能です。また、データセンター事業者様においても、オプテージが保有する豊富な光ファイバーを利用することで、さまざまなネットワークサービスを実現しやすい環境を提供します。
3.実質的に再生可能エネルギー100%でRE100に対応
最新の高効率空調システムや省エネ機器の採用により消費電力の削減に取り組みながら、関西電力株式会社が提供する再エネECOプラン(トラッキング付帯)を利用することで、実質的に再生可能エネルギー100%を達成する予定です。CO2排出量の削減に積極的に取り組み、地球環境に配慮したカーボンニュートラルなグリーンデータセンターを実現してまいります。
4.高密度・高負荷な設備にも対応
最新の高効率空調システムの採用や最適なエアフローの設計等により、高密度・高負荷な設備にも対応可能です。今後もIoTやAI等の発展によりサーバの高性能化・高発熱化が続くことが想定されるなか、柔軟にシステム構成を変更することが可能です。
5.ティア4相当の安心安全な設計
免震設計、電源系統の冗長化、72時間以上の連続稼働が可能な非常用発電機、24時間365日の常駐管理など、JDCCが定めるティア4※3に準拠した設計です。万が一の災害時にも安定したサービスを提供します。
今後のスケジュール(予定)
2023年11月 着工
2025年9月 竣工
2026年1月 運用開始
2025年9月 竣工
2026年1月 運用開始
参考
※1 コネクティビティデータセンターとは
様々なクラウドサービスや通信サービス、国内および海外拠点とのアクセスに優れた機能、サービスを備えたデータセンターの総称。
※2 インターネットエクスチェンジの拠点とは
インターネットプロバイダー(ISP)事業者などがインターネットの経路情報やトラフィックを交換するために設置する相互接続ポイントが集約された拠点。
※3 JDCCが定めるティア4とは
JDCC(特定非営利活動法人日本データセンター協会)が制定する「データセンターファシリティスタンダード」で定められているデータセンターの信頼性を1∼4で表した指標。4が最上位。
様々なクラウドサービスや通信サービス、国内および海外拠点とのアクセスに優れた機能、サービスを備えたデータセンターの総称。
※2 インターネットエクスチェンジの拠点とは
インターネットプロバイダー(ISP)事業者などがインターネットの経路情報やトラフィックを交換するために設置する相互接続ポイントが集約された拠点。
※3 JDCCが定めるティア4とは
JDCC(特定非営利活動法人日本データセンター協会)が制定する「データセンターファシリティスタンダード」で定められているデータセンターの信頼性を1∼4で表した指標。4が最上位。