当社ドキュメンタリー『芸の魂』が、“AIB国際メディアコンクール”優秀賞受賞

2015年11月5日(木)

関西テレビが制作し、2014年11月に放送したドキュメンタリー『芸の魂』が、AIB国際メディアコンクールスペシャリスト番組部門で優秀賞を受賞しました。

※当社のAIB国際メディアコンクール入選は、昨年のニュース特集「ダウン症のピアニスト」に続き4年連続、優秀賞受賞は2年連続、3回目となります。

作品詳細

タイトル
芸の魂
放送日時
2014年11月22日(土)25:35~26:45
内容
大阪が誇る伝統芸能・文楽。橋下大阪市長による補助金削減政策は、私たちに行政と伝統芸能の関係を問いかけた。「芸を繋ぐ」とはどういうことなのか。関西テレビでは補助金問題が持ち上がって以降、文楽を取材したドキュメンタリー番組を3本作成し、文楽の世界を多面的に伝えてきた。今回の番組は、引退後の人間国宝・竹本住大夫さんを改めて取材し、文楽にかける思い、「芸の神髄」の継承、「芸の魂」に迫る。引退後の住大夫さんにインタビューするのは上方落語の重鎮のひとり桂南光さん。芸を極めることに人生の大半を費やした二人の対談は、興味深いものとなった。「大阪発祥の伝統芸能」の行く末を、地元に暮らす私たちがどう考えるのかを、番組は問いかける。
スタッフ
【プロデューサー】
兼井孝之(報道センター)

【ディレクター】
柴谷真理子(報道センター)

【撮影】
関口高史(エキスプレス)

【編集】
津田久嗣(テレコープ)

【助手】
藤本智也(エキスプレス )

【MA】
山岡正明(東通インフィニティ)

【効果】
萩原隆之(テレコープ)

【題字】
櫻井洸太(タイトルエイト)

【AD】
竹本彩夏(XYZ)

【英語版制作】
端崎優子(経営戦略部)

【制作著作】
関西テレビ放送

受賞理由

「この番組では、まさに洗練された芸術の魂と精神を伝えている。親密な取材によって、文楽の巨匠の1人の内面を深く理解できる素晴らしい番組だ」

【AIB(The Association for International Broadcasting)国際メディアコンクール】 世界の優れたラジオ・テレビ・オンライン放送を表彰する国際メディアコンクール。 テレビ10部門、ラジオ4部門、オンライン部門、国際テレビ・ラジオパーソナリティ各部門のそれぞれに賞が贈られる。毎年、ヨーロッパ各国をはじめアメリカ、カナダ、ロシア、アジアなどの国々から多くの番組がエントリーされている。

<AIB(国際放送協会)は1993年に設立されたラジオ・テレビ・オンラインそしてモバイル向け国際放送の業界団体。BBC、アルジャジーラ、ABU※など国際放送機関が多数加盟しており、国際メディアマーケットにおけるコンサルティングやリサーチを提供するほか、国際放送機関同士の交流を図る。

※ABU(アジア太平洋放送連合)…「アジア地域放送会議」を母体に1964年設立。会員はアジア太平洋地域の独立国の放送機関。