この世で一番謎が残る死、その真相にあったものは――
日向がする最後の“明日の約束”とは

2017.12.18

息子が自殺した真っ黒な部屋に入っていく、黒いロープを手にした真紀子(仲間由紀恵)。 精神的に追い詰められた母はここでなにを……?ついにクライマックス。

男子高生の死を発端に、クラスや部活動での孤立、イジメ、毒親、動画の流出、炎上する世間、マスコミの扇動と、現代社会に蔓延するさまざまな問題を目の当たりにしてきたこの物語。日向(井上真央)はスクールカウンセラーとして、一人の人間として、圭吾(遠藤健慎)の不可解な死の理由を知りたいと決意し、懸命に行動しました。そうした中で自らも恋人の本庄(工藤阿須加)との結婚に悩み、なにより、自分こそが母・尚子(手塚理美)の呪縛から逃れられず苦しんでいると認め、向き合わねばならなくなって――。

最終回、直面してきたさまざまな問題に、日向はどんな決着をつけるのでしょうか。

初回で男子生徒が不可解な死を遂げるという衝撃のスタート。まず起きたのは、“圭吾を死に追い込んだ=圭吾を殺した犯人探し”でした。クラスでイジメがあった、バスケ部主将の大翔(金子大地)に煙草を強要されたなどと言い、「学校が息子を殺した」と騒ぎ立てる母親の真紀子。バスケ部顧問の辻(神尾佑)が襲撃され、大翔の暴行シーンの動画が流出し、学校を相手取った記者会見では圭吾や大翔らの録音の声も公表されました。人一人を死に追い込んだ悪人への制裁、とでも言いたげに世間は大炎上し、スクープ記者の小嶋(青柳翔)も過激な報道で扇動し続ける。辻に続いて大翔までが襲われたことで、世間によって犯人と見なされた学校、教師、生徒らに、“世論という正義の鉄槌”が下されたかと思われたとき…次なる標的が真紀子に移ったのです。ネット上で「毒親」のレッテルを貼られた真紀子への誹謗中傷は増長し、あっという間に世論は母親が犯人と決めつけ、叩く相手を鞍替え。真紀子を応援していた弁護士らも、真紀子を見切って本件から手を引きました。

犯人リストから外された学校は、これで一安心、なのでしょうか。でも、死んだ圭吾はもう戻ってこない。しかも、ここへきて、こともあろうか“霧島真犯人説”が急浮上。霧島(及川光博)は日向のバディ的存在だったのに――!香澄(佐久間由衣)は、自分もイジメで苦しんだ3年前と「同じことが起きている」と確信をもって日向に告げます。

圭吾の復讐を誓う香澄のターゲットは、辻、大翔、そして、霧島。いったい、霧島はなにをしたというのか――?

“犯人探し”というミステリーの一方で、日向自身の葛藤の物語も大波乱。とくに、真紀子の毒親騒動が顕著化してからは、まるでオーバーラップするかのように、日向と尚子の確執も露わになっていきました。もう、その場しのぎではすませられない。直面しなければならない。
でも、日向にそのことを気づかせた一番のきっかけは、毒親・真紀子との対決以上に、スクールカウンセラーとして寄り添ってきた生徒の一人一人ではなかったでしょうか。ネグレクトの母親から自立する決断をした希美香(山口まゆ)、兄しか見ない母親に全力で対抗した圭吾の妹の英美里(竹内愛紗)。仲間を信じたいともがく勝(渡邉剣)や由衣(夏子)、過去のイジメから立ち上がろうとしている那美(井頭愛海)。みんな、日向に支えられながら、逆に、日向を励ましていたのです。

親子の問題は家族ごとに違い、愛情あるゆえか、とても根深い。本庄が、日向と尚子の仲裁に入ろうとこだわったのも、本庄自身の家族の問題が深層にあったためでした。
本庄との関係は完全に終わってしまうのか?日向と尚子の関係はどうなるのか?

そして、まだ残っている謎もあります。圭吾が言い残した言葉です。
なぜ圭吾は、「ヒナタ先生のことが好きになりました。僕と付き合ってください」と告白したのか?「明日が来るのが怖い」という言葉の真実の意味とは?

最終回では、そのすべてに、日向は、日向なりの答えを出します。
それは、ドラマを見てくださったみなさんへの、日向からのメッセージでもあります。
見届けてください!

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