12月24日(火)
第452回 磐船街道「~街道に残る伝統の窯元~」
磐船街道—いわふねかいどう
大阪府交野市を通る磐船街道。
この地にある江戸時代から続く窯元「吉向松月窯」は、初代松月が徳川家斉から「吉向」の窯号を賜り、以来「吉向」を性として名乗りました。
磐船街道、そこには【伝統のやきものを伝える轍】がありました。
この地にある江戸時代から続く窯元「吉向松月窯」は、初代松月が徳川家斉から「吉向」の窯号を賜り、以来「吉向」を性として名乗りました。
磐船街道、そこには【伝統のやきものを伝える轍】がありました。
紹介した内容
吉向松月窯—きっこうしょうげつがま
江戸時代、時の将軍 徳川家斉に初代松月が亀の形をした器を献上しました。それを殊の外、気に入られ亀甲を縁起の良い「吉に向かう」と書いて「吉向」の窯号を賜りました。
以来、吉向焼と呼ばれ、さまざまな作品が作られています。
以来、吉向焼と呼ばれ、さまざまな作品が作られています。
道の記憶 吉向焼
緑釉—りょくゆう
吉向焼は粘土を型にはめて形を作り素焼きをしたあと、筆で緑釉と呼ばれる色ぐすりを使うのが特徴です。
低い温度で焼くことで鮮やかで深みのある緑色に焼き上げられます。
低い温度で焼くことで鮮やかで深みのある緑色に焼き上げられます。