12月3日(火)

第449回 磐船街道「~街道に残る龍神伝説~」

磐船街道—いわふねかいどう

磐船街道
磐船街道
大阪府交野市を通る磐船街道。
街道沿いに佇む磐船神社は、御神体として祀られる巨石や、この地に降臨した白龍大神にまつわる伝説の岩が残されています。
磐船街道、そこには【龍神伝説が残る轍】がありました。

紹介した内容

磐船神社—いわふねじんじゃ
磐船街道沿い佇む磐船神社は、物部氏の祖先である饒速日命がこの地に降臨した際に乗ってきた「天の磐船」を御神体としています。
御神体には大坂城築城のとき、加藤清正が運ぼうとして断念したという逸話があります。
磐船神社
磐船神社
岩窟—がんくつ
岩窟は古来より神道家や修験道の行場として知られています。
饒速日命が亡くなった時、白い蛇となって身を隠し、後に白龍大神として岩窟の中に祀られるようになりました。
岩窟
岩窟

道の記憶 天の岩戸

白龍大神の伝説—はくりゅうおおかみのでんせつ
天照大神が入り、世の中が闇に包まれた伝説が残る天の岩戸。
白龍大神は天の岩戸の守り神として天照大神が外に出たあと、再び入らないように、岩の中で見張っていると伝わります。
白龍大神の伝説
白龍大神の伝説