11月5日(火)
第445回 天野街道「~国宝の三坐像に向かう道~」
天野街道—あまのかいどう
大阪府を通る天野街道。
街道の終点にある天野山金剛寺には由緒ある国宝が残り、金堂には古来信仰されてきた三坐像があります。
天野街道、そこには【国の宝を伝える轍】がありました。
街道の終点にある天野山金剛寺には由緒ある国宝が残り、金堂には古来信仰されてきた三坐像があります。
天野街道、そこには【国の宝を伝える轍】がありました。
紹介した内容
天野山金剛寺—あまのさんこんごうじ
奈良時代に行基によって開かれた天野山金剛寺は弘法大師の修行した聖地といわれています。
平安時代の法律が書かれた「延喜式」や四季が美しい色彩で描かれた屏風「日月四季山水図」など、由緒ある国宝や重要文化財が安置されています。
平安時代の法律が書かれた「延喜式」や四季が美しい色彩で描かれた屏風「日月四季山水図」など、由緒ある国宝や重要文化財が安置されています。
道の記憶 国宝の三坐像
天野山金剛寺の国宝—あまのさんこんごうじのこくほう
平安末期から鎌倉時代にかけて作られた三坐像は、向かって右に不動明王坐像、左に降三世明王坐像、中央には、高さ3メートルをこえる本尊の大日如来坐像があります。
大日如来坐像の後光には34体の小さい仏が彫られています。
大日如来坐像の後光には34体の小さい仏が彫られています。