10月29日(火)

第444回 高野山町石道「~伝統の郷土菓子が残る道~」

高野山町石道—こうやさんちょういしみち

高野山町石道
高野山町石道
和歌山県を通る高野山町石道。
高野山麓の花坂地区に伝わる伝統菓子「花坂のやきもち」。
集落には数軒の店があり、始まりには言い伝えが残されています。
高野山町石道、そこには【素朴な美味しさを今に伝える轍】がありました。

紹介した内容

花坂のやきもち—はなさかのやきもち
高野山町石道を通る者たちの宿場町として栄えた花坂地区。
郷土菓子である「花坂のやきもち」は小豆の餡をつきたての餅で包み、鉄板の上で1つ1つ丁寧に焼き上げていきます。
腹持ちが良く、持ち運びもしやすい事から高野山の参拝客に親しまれてきました。
花坂のやきもち
花坂のやきもち

道の記憶 高野山の伝統菓子

やきもちの始まり—やきもちのはじまり
空海が高野山を開山した当時、一人の老婆が「塩やきもち」を作り有名になったのが始まりといわれています。
鎌倉時代以降は、砂糖を使用し今日のような「やきもち」になりました。
やきもちの始まり
やきもちの始まり