8月27日(火)
第435回 四条通「~伝統の銘菓を伝える道~」
四条通—しじょうどおり
京都府京都市を通る四条通。
この通り沿いにある京菓子の老舗「亀屋良長」には醒ヶ井の水と呼ばれる地下水が湧き出ています。200年ほど前から、この水を使い作り続けてきた伝統の銘菓「烏羽玉」があります。
四条通、そこには【京都の水が生み出す銘菓の轍】がありました。
この通り沿いにある京菓子の老舗「亀屋良長」には醒ヶ井の水と呼ばれる地下水が湧き出ています。200年ほど前から、この水を使い作り続けてきた伝統の銘菓「烏羽玉」があります。
四条通、そこには【京都の水が生み出す銘菓の轍】がありました。
紹介した内容
亀屋良長—かめやよしなが
四条通沿いにある亀屋良長は、1803年創業の老舗です。
敷地内に湧き出ている醒ヶ井の水を使い、伝統的な和菓子から、遊び心のあるものまで四季折々のお菓子を作っています。
敷地内に湧き出ている醒ヶ井の水を使い、伝統的な和菓子から、遊び心のあるものまで四季折々のお菓子を作っています。
道の記憶 名水でつくる銘菓
烏羽玉—うばだま
創業時から作られている銘菓「烏羽玉」は、醒ヶ井の水を砂糖や水飴、黒糖と混ぜ、生餡を加えてできたこし餡を丸め、寒天とケシの実をかけて作られます。
茶席で使われる花、ヒオウギの黒い実である「ぬばたま」に似ており、烏の羽のように黒いことから、この名が付けられました。
茶席で使われる花、ヒオウギの黒い実である「ぬばたま」に似ており、烏の羽のように黒いことから、この名が付けられました。