7月16日(火)

第430回 多田街道「~氏神を守る狛犬~」

多田街道—ただかいどう

多田街道
多田街道
兵庫県川西市を通る多田街道。
この地の氏神として信仰される小戸神社は「小戸の大神」と呼ばれ親しまれてきました。
建立時より2体の狛犬が氏神を守り続けています。
多田街道、そこには【神の社を守る轍】がありました。

紹介した内容

小戸神社—おおべじんじゃ
創立年不詳の小戸神社は、山の神を祀り、この地の氏神として信仰されてきました。
本殿は野ざらしにならないよう「覆い屋」と呼ばれる建物の奥にあり、川西市の文化財に指定されています。
小戸神社
小戸神社

道の記憶 邪気を払う狛犬

狛犬—こまいぬ
建立時から本殿を守る高さ30センチほどの木造狛犬。
「極彩色」と呼ばれる緑色や赤色に塗られていた跡が残り、氏神を邪気から守り続けています。
狛犬
狛犬