1月17日(火)
第353回 亀岡街道「~街道の起点が建つ道~」
亀岡街道—かめおかかいどう


大阪府と京都府を結ぶ亀岡街道。
この街道は、全長約34キロに及び、古くは農作物などを輸送するための道として賑わっていました。
大阪市中央区には街道の起点となった高麗橋があり、江戸の「日本橋」、京都の「三条大橋」と並び「天下の三名橋」と呼ばれていました。
亀岡街道、そこには街道の距離をはかる起点の轍がありました。
この街道は、全長約34キロに及び、古くは農作物などを輸送するための道として賑わっていました。
大阪市中央区には街道の起点となった高麗橋があり、江戸の「日本橋」、京都の「三条大橋」と並び「天下の三名橋」と呼ばれていました。
亀岡街道、そこには街道の距離をはかる起点の轍がありました。
紹介した内容
高麗橋—こうらいばし
高麗橋は、東横堀川に架かる橋で、豊臣秀吉の時代からあったとされています。
名前の由来は諸説ありますが、主に古代・朝鮮半島からの使節を迎えるために作られた迎賓館の名前に由来するというものと、朝鮮との通商の中心地であったことに由来するというものがあります。
名前の由来は諸説ありますが、主に古代・朝鮮半島からの使節を迎えるために作られた迎賓館の名前に由来するというものと、朝鮮との通商の中心地であったことに由来するというものがあります。


道の記憶 街道の起点
里程元標跡—りていげんぴょうあと
里程元標とは、道路の距離をはかる際の起点となった場所で明治時代に高麗橋の東南詰に置かれました。
京街道・中国街道・紀州街道など諸国への道のりは、この場所を起点に定めたといわれています。
京街道・中国街道・紀州街道など諸国への道のりは、この場所を起点に定めたといわれています。

