1月10日(火)

第352回 亀岡街道「~なにわの伝統野菜を守る道~」

亀岡街道—かめおかかいどう

亀岡街道
亀岡街道
大阪府を通る亀岡街道。
この街道は大阪と京都をつなぎ、農産物などの輸送の道として栄えました。
街道が通る吹田市には、江戸時代から食べられている冬が旬の伝統野菜「吹田くわい」があり、ほっくりとした食感と独特のほろ苦さが特徴で、人々に親しまれています。
亀岡街道、そこには、なにわの野菜を後世へと繋げる伝統の轍がありました。

紹介した内容

吹田市—すいたし
吹田市は、大阪府の北部に位置しており、京都・大坂・西国を結ぶ淀川水系の神崎川が流れていることから、河港として栄えました。
また陸路も、亀岡街道や吹田街道などが通っていることから、旅行や信仰、生活の道として利用されていました。
吹田市
吹田市

道の記憶 受け継がれる伝統

吹田くわい—すいたくわい
吹田くわいは吹田発祥の伝統野菜で、江戸時代から明治維新までの200年近くの間、皇族方へ献上されたといわれています。
この地では、古くから「芽が出る」縁起物として親しまれ、中でも、くわいを使った「雑煮」は、吹田の正月には欠かせない料理の一つです。
吹田くわい
吹田くわい