11月8日(火)

第344回 高浜街道「~街道に残る明智光秀の面影~」

高浜街道—たかはまかいどう

高浜街道
高浜街道
京都府を通る高浜街道。
街道が通っている京都市右京区京北は、戦国時代に明智光秀が丹波平定の拠点とした場所です。
光秀が丹波を平定した後、その功績をたたえ作られたという木像が街道近くの寺に残っています。
高浜街道、そこには明智光秀の面影を伝える轍がありました。

紹介した内容

福徳寺—ふくとくじ
福徳寺は、711年に聖武天皇の勅願により創建されたと伝えられています。
1579年に明智光秀が周山城を築いた時、寺を壊して城の用材としたために廃絶しました。その時に地元の人達が寺の地蔵尊を参道脇の池に投げ込んで隠しましたが、江戸時代に再建された後に、その地蔵が見つかり、参道脇の小祠に祀られるようになりました。
福徳寺
福徳寺

道の記憶 黒塗りの光秀像

くろみつ大雄尊—くろみつだいゆうそん
くろみつ大雄尊は、慈眼寺に祀られており、明智光秀が丹波を平定したのち、周山の民が善政の君主を慕う崇敬の念から作られた坐像です。
本能寺の変を起こし、逆臣の汚名を着せられた影響で、墨で黒く塗られましたが、坐像の厳しい表情と鋭い眼力は、丹波平定を見事成し遂げた光秀公のどんな逆行をも跳ね返す信念を表します。
くろみつ大雄尊
くろみつ大雄尊