10月18日(火)

第341回 熊野街道「~古代から続く信仰の道~」

熊野街道—くまのかいどう

熊野街道
熊野街道
大阪府を通る熊野街道。
この街道沿いには、古代から信仰を集めている神社が残っています。
地震や疫病などが起きると、天地を鎮めるご祈祷が行われた大鳥大社や、方位による災いを取り除き、悪い方位を祓ってくれる方違神社があります。
熊野街道、そこには歴史ある信仰を伝える轍がありました。

紹介した内容

大鳥大社—おおとりたいしゃ
およそ1900年前に創建され、御祭神は日本武尊と大鳥連祖神の二柱で全国の大鳥神社や大鳥信仰の総本社とされています。
勝運、開運、厄除、交通安全に信仰され、平重盛が源氏との戦、平治の乱の前に参拝、馬を奉納したところ勝利したという伝説を残します。
大鳥大社
大鳥大社

道の記憶 方災除

方違神社—ほうちがいじんじゃ
方違神社は、紀元前90年に崇神天皇がスサノオノミコトを祀ったことが起源とされています。古来よりこの場所は河内・和泉・摂津三国の境にあり、方位のない神聖な場所で、神社に参拝をし境内の土を菰の葉に包んだ粽を受けることで方位における災いをのがれることができるといわれています。
方違神社
方違神社