9月20日(火)

第337回 鳥羽街道「~都と湊をつなぐ道~」

鳥羽街道—とばかいどう

鳥羽街道
鳥羽街道
京都府を通る鳥羽街道。
桂川と鴨川の合流点は草津湊と呼ばれ、ここで陸揚げされた鮮魚は街道を通り京へと運ばれていました。そんな草津湊の地は、政治家の菅原道真や浄土宗を開いた法然が島流しとなった際、乗船をした場所として知られています。
鳥羽街道、そこには船出の地につながる轍がありました。

紹介した内容

一念寺—いちねんじ
一念寺は、674年に創建されたと伝えられています。
1207年、建永の法難で、浄土宗の僧・法然は後鳥羽上皇に四国讃岐への配流を命じられました。その際、この場所に立ち寄って「南無阿弥陀仏」と書かれた念仏の書を残したといいます。
一念寺
一念寺

道の記憶 船出の地

草津湊—くさつみなと
草津湊は、平安京造営の時に、桂川と鴨川の合流点付近に開かれました。
かつては、配流された時にこの場所から乗船したといわれていますが、豊臣秀吉による伏見城築城の際には、生鮮魚貝類を商う問屋が軒を並べたり、物資の荷揚げ地となるなど、京都への要衝として栄えました。
草津湊
草津湊