9月13日(火)

第336回 鳥羽街道「~時代の転機を伝える道~」

鳥羽街道—とばかいどう

鳥羽街道
鳥羽街道
京都府を通る鳥羽街道。
京都市南部を通って大阪へと向かうこの街道は、新政府軍と旧幕府軍が衝突した戊辰戦争の舞台となった場所です。戦地となった寺には、砲弾などが保存され、戦いの記憶を刻んでいます。
街道には、敗走した旧幕府軍が再起を図るために行き着いた城の跡も残っています。
鳥羽街道、そこには時代の転機を伝える轍がありました。

紹介した内容

法傳寺—ほうでんじ
伏見区にある法傳寺は、奈良時代に開基されたといわれています。
鳥羽・伏見の戦いが起きた時には、境内を避難所にして死傷者の受け入れを行い、まるで野戦病院のようであったと言い伝えられています。戦死者を供養する石碑や、旧幕府軍が使用した砲弾や短銃などが今でも残されています。
法傳寺
法傳寺

道の記憶 幕末の城

淀城跡公園—よどじょうあとこうえん
淀城は、江戸時代に徳川秀忠の命によって築かれた城です。
1868年に起きた鳥羽・伏見の戦いでは、敗走する旧幕府軍の入城を拒んだことが勝敗を分ける一因となりました。
廃藩置県を迎え廃城となり、1968年に本丸の石垣や堀を利用し公園として整備されました。
淀城跡公園
淀城跡公園