9月6日(火)

第335回 鳥羽街道「~上皇の栄枯を伝える道~」

鳥羽街道—とばかいどう

鳥羽街道
鳥羽街道
京都府を通る鳥羽街道。
平安京の玄関口である羅城門から南に伸びているこの街道には、上皇が政治を行った広大な宮殿、鳥羽離宮がありました。鎌倉時代、幕府の討伐を計画した後鳥羽上皇は、離宮の中にある城南宮で、流鏑馬の為、武士を集めると称し、味方になる兵を揃えました。
しかし計画を知った幕府側に戦で敗北し、島流しとなりました。
鳥羽街道、そこには上皇の栄枯を伝える轍がありました。

紹介した内容

鳥羽離宮—とばりきゅう
鳥羽離宮は、平安時代後期に創建された院御所です。
白河上皇の院政が開始される象徴として造られたこの場所は、東西1.5km、南北1kmと広大な離宮で、当時の日記には「都遷りがごとし」といわれるほどでした。
鳥羽離宮
鳥羽離宮

道の記憶 上皇の計画

城南宮—じょうなんぐう
城南宮は、794年の平安京遷都の際に、都の安泰と国の守護を願い創建されました。平安時代後期に院政の拠点になると鳥羽離宮の鎮守として崇められ、9月に行われる城南祭では、流鏑馬などで大いに賑わいました。
城南宮
城南宮