8月23日(火)

第333回 熊野古道・小辺路「~観音像が見守る道~」

熊野古道・小辺路—くまのこどう・こへち

熊野古道・小辺路
熊野古道・小辺路
和歌山と奈良を結ぶ熊野古道・小辺路。
この街道は、高野山から熊野本宮大社までの2つの聖地を結んでいます。
街道の難所とされている峠道には観音像が建てられており、まるで旅人を励ますかのように点々と鎮座しています。
熊野古道・小辺路、そこには往来を見守り続ける観音の轍がありました。

紹介した内容

果無峠—はてなしとうげ
標高1000mを超える果無峠は、果無集落から八木尾までの険しい峠道です。
ここには、怒りの表情をして悪を懲らしめる馬頭観音や、肩肘をついて深く思慮する如意輪観音などが据えられており、疲れた旅人を導き、癒してくれています。
果無峠
果無峠

道の記憶 三十三観音石仏

三十三観音石仏—さんじゅうさんかんのんせきぶつ
三十三観音石仏は、地元の信者によって建てられた三十三体の石仏です。
これは西国三十三所の観音巡礼を模した観音石仏で、巡礼したものは後に極楽へ行けると言われています。
三十三観音石仏
三十三観音石仏