8月16日(火)

第332回 熊野古道・小辺路「~街道の起点に建つ寺院~」

熊野古道・小辺路—くまのこどう・こへち

熊野古道・小辺路
熊野古道・小辺路
和歌山と奈良を結ぶ熊野古道・小辺路。
街道の起点である高野山には、鎌倉時代に源頼朝を弔うために建てられた寺があります。
境内には、巨大な杉の木がそびえ立っており、火災除けの天狗の加護により、難を逃れてきたと言われています。
熊野古道・小辺路、そこには火災から寺を守る天狗の轍がありました。

紹介した内容

金剛三昧院—こんごうさんまいいん
金剛三昧院は、北条政子が夫の源頼朝と息子の源実朝の菩提を弔うために建立しました。
創建当時の多宝塔や経蔵などの数少ない鎌倉時代の遺構が現存しています。
金剛三昧院
金剛三昧院

道の記憶 火災除けの天狗

毘張杉—びちょうすぎ
毘張杉は、金剛三昧院の境内にそびえ立っており、守り神の毘張尊師という火災除けの天狗が杉の木に舞い降りたことから名づけられました。
また3本の木のように見えますが、上に行くにつれ6本に分かれていることから「六本杉」とも呼ばれています。
毘張杉
毘張杉