4月26日(火)
第316回 十三街道「~峠越えの参詣道~」
十三街道—じゅうさんかいどう


大阪府と奈良県を通る十三街道。
街道が通る八尾市神立は古墳時代に勾玉が作られていた場所で、この地にある玉祖神社には、源頼朝や徳川家康が参詣したと伝わります。
また、街道沿いにある地蔵院には空海が祈願して得たという霊水が今も湧き出ています。
十三街道、そこには峠を越える参詣者の轍がありました。
街道が通る八尾市神立は古墳時代に勾玉が作られていた場所で、この地にある玉祖神社には、源頼朝や徳川家康が参詣したと伝わります。
また、街道沿いにある地蔵院には空海が祈願して得たという霊水が今も湧き出ています。
十三街道、そこには峠を越える参詣者の轍がありました。
紹介した内容
玉祖神社—たまのおやじんじゃ
玉祖神社は、この地にある村の氏神で710年に山口県の玉祖神社から分霊を勧請し創建された神社です。
社宝には豊臣秀頼寄進の石灯篭や、国の重要文化財に指定されている北条時政が出した制札などが所蔵されています。
社宝には豊臣秀頼寄進の石灯篭や、国の重要文化財に指定されている北条時政が出した制札などが所蔵されています。


道の記憶 伝説の霊水
水呑地蔵—みずのみじぞう
水呑地蔵院は、836年に壱演という僧侶が地蔵菩薩を安置し堂宇を設けたことが始まりといいます。空海が十三峠を越える旅人の為に祈願して得たという霊水が沸いており「弘法水」と呼ばれています。

