2月22日(火)

第307回 清滝街道「~復興の石仏~」

清滝街道—きよたきかいどう

清滝街道
清滝街道
奈良県と大阪府を結ぶ清滝街道。
街道沿いに建つ金勝寺は、戦国時代に焼き討ちに遭い、後に石田三成配下の武将「島左近」によって再建された寺です。
寺のはずれにある崖には摩崖仏が彫られ、島左近の妻である茶々が祀ったと言われる仏像もあります。
清滝街道、そこには時を越えて佇む仏像の轍がありました。

紹介した内容

金勝寺—きんしょうじ
金勝寺は746年に行基菩薩が聖武天皇の勅命によって建立をしたと伝わります。
鎌倉時代は皇室領となり、後白河法皇の荘園となった時期もありましたが、1559年に大和を制圧した松永弾正久秀の焼き討ちに遭い建物が焼失しました。
その後、島左近一族からの支援や村の人々の協力によって復興しました。
金勝寺
金勝寺

いにしえの石仏

茶々逆修石仏—ちゃちゃぎゃくしゅうせきぶつ
茶々逆修石仏は、金勝寺金堂の西側に彫られた多数の摩崖仏の中の一つです。
境内の摩崖仏は鎌倉時代後期から江戸時代前期にかけての造物で、茶々逆修石仏は、戦国時代末期に島左近の妻である茶々が寺の復興のために祀ったと言われています。
茶々逆修石仏
茶々逆修石仏