12月7日(火)

第296回 下街道「~豊臣秀長ゆかりの城下町~」

下街道—しもかいどう

下街道
下街道
奈良県を通る下街道。
街道が通る大和郡山市は、安土桃山時代に豊臣秀吉の弟である秀長が発展をさせた町です。
400年以上続く老舗の和菓子店や、居城だった郡山城の石垣が今に残ります。
下街道、そこには城下町の歴史を物語る轍がありました。

紹介した内容

本家菊屋—ほんけきくや
本家菊屋は、1585年に豊臣秀長が治めていた大和の国で菊屋治兵衛が始めた和菓子店です。
秀長の兄、秀吉をもてなす茶会で、菓子作りを命じられ献上した餅は、その色あいから「鶯餅」と命名され、城の入口で売っている餅ということから「御城之口餅」とも呼ばれるようになりました。
本家菊屋
本家菊屋

いにしえの石垣

さかさ地蔵—さかさじぞう
郡山城の本格的な築城は、1585年に豊臣秀長の居城にふさわしい城造りがなされようとしたことに始まります。しかし天守台周辺の石垣には石材不足で平城京羅城門の礎石や、五輪塔、石地蔵などが積み込まれています。
「さかさ地蔵」もその中の一つです。
さかさ地蔵
さかさ地蔵