11月16日(火)

第293回 下高野街道「~日本の小釈迦~」

下高野街道—しもこうやかいどう

下高野街道
下高野街道
大阪府を通る下高野街道。
街道沿いには、江戸時代の高僧、慈雲尊者が修行を重ねた法樂寺があります。
慈雲は大衆に仏教を広め、日本の小釈迦とも讃えられた人物で、彼の言葉を記した十善法語は、今なお多くの人々に受け入れられています。
下高野街道、そこには江戸時代から遺る言葉の轍がありました。

紹介した内容

法樂寺—ほうらくじ
法樂寺は、1178年に平重盛が保元・平治の乱で戦死した霊を敵味方なく怨親平等の精神で祀る為に創建したと伝わります。
1571年に織田信長の兵火により一度は焼失しますが、江戸中期に大和松山藩織田家の殿舎を受け復興しました。
法樂寺
法樂寺

いにしえの言葉

十善法語—じゅうぜんほうご
十善法語は、十の項目よりなる善なる戒めを守ることで、人間が本来持つ菩提心を働かせ、人倫日用の道を説く教えです。
「不殺生」「不偸盗」「不邪淫」「不妄語」「不綺語」「不悪口」「不両舌」「不慳貪」「不瞋恚」「不邪見」があり、人々は慈雲の教えを通して学びの大切さや、世に背かない生き方を学びました。
十善法語
十善法語