11月2日(火)

第291回 下高野街道「~平和の鐘~」

下高野街道—しもこうやかいどう

下高野街道
下高野街道
大阪府を通る下高野街道。
街道が通る大阪市天王寺区にある四天王寺は、聖徳太子が建立した日本初の本格的な仏教寺院です。
かつて寺には、世界一の大きさを誇った全長8メートルの大梵鐘があり、その形は地元の名物「釣鐘カステラ」として受け継がれています。
下高野街道、そこには聖徳太子を偲ぶ銘菓の轍がありました。

紹介した内容

四天王寺—してんのうじ
四天王寺は、物部守屋と蘇我馬子の合戦で、蘇我氏についた聖徳太子が自ら四天王像を彫り「この戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立しこの世の全ての人々を救済する」と誓願し、勝利の後、593年に建立された寺です。
度重なる戦火や災害に見舞われながらも、現在まで太子信仰の中心地として発展を遂げてきました。
四天王寺
四天王寺

いにしえの銘菓

釣鐘カステラ—つりがねかすてら
釣鐘カステラは、聖徳太子没後1300年の記念事業として造られた巨大な梵鐘がモチーフになっている地元の銘菓です。
職人が、その日の天気を見ながら生地のこね具合やカステラの焼き加減を判断し、食べ続けても飽きない素朴な味を100年以上にわたり守り続けています。
釣鐘カステラ
釣鐘カステラ