10月5日(火)

第287回 中街道「~悪を食う観音像~」

中街道—なかかいどう

中街道
中街道
奈良県を通る中街道。
この街道のほど近くに、聖徳太子が建てた仏教の修行場が起源となっている大安寺があります。
境内にある馬頭観音像は、馬が草を食うように様々な悪を食いつくすと伝えられています。
中街道、そこには悪を食う観音の轍がありました。

紹介した内容

平城京—へいじょうきょう
平城京は今から約1300年前に現在の奈良市につくられた都で、元明天皇がそれまでの都だった藤原京から遷都し新しい都を作りました。
当時は10万人以上が暮らしていたといわれています。
平城京

いにしえの馬頭観音

馬頭観音立像—ばとうかんのんりつぞう
大安寺にある馬頭観音立像は、国の重要文化財に指定されている秘仏です。
境内の嘶堂に安置されており、毎年3月のみ公開されます。
大安寺の馬頭観音立像には一般的にある馬頭が無く、馬頭観音の姿が形成される以前に作られた、原初の姿とも考えられています。
馬頭観音立像
馬頭観音立像