9月21日(火)

第285回 笠置街道「~万葉集ゆかりの銘菓~」

笠置街道—かさぎかいどう

笠置街道
笠置街道
奈良と京都を通る笠置街道。
街道が通る奈良市には「青丹よし」と名付けられた銘菓があります。
青丹よしという名前は、青や赤に彩られた都の繁栄を表したという万葉集にある歌の枕詞にちなんで、江戸時代に命名されました。
笠置街道、そこには奈良の銘菓を伝える轍がありました。

紹介した内容

平城宮跡—へいじょうきゅうせき
平城宮跡は奈良時代に元明天皇によって都が奈良に移され、その後、74年間、わが国の都として栄えた跡地です。
1899年から開始された調査により発見された平城宮跡は国の史跡に指定され、今では長年の調査と研究により、かつて外国の使節の出迎えなどに使われた朱雀門や、日本庭園の原点といわれる東院庭園などが復元されています。
平城宮跡
平城宮跡

いにしえの銘菓

青丹よし—あおによし
和菓子の青丹よしは、和三盆糖と吉野葛、寒梅粉を使って作られる短冊形の落雁で、江戸時代に法隆寺中宮に滞在中の有栖川宮に命名されました。
割れないよう適度な強さで均一に押し固める職人技で作られた青丹よしは、見た目も美しく、さらりとした口溶けと上品な甘さが特徴です。
青丹よし
青丹よし