8月31日(火)

第282回 長尾街道「~希少な板仏~」

長尾街道—ながおかいどう

長尾街道
長尾街道
大阪府と奈良県を結ぶ長尾街道。
街道が通る奈良県香芝市は平安時代の高僧で、浄土教を広め貢献したとされる源信が生まれた地として知られています。
室町時代に建立されたという福應寺には源信が残したと伝わる希少な板仏が残され、年に一度参拝することができます。
長尾街道、そこには時代を超えて仰がれる仏の轍がありました。

紹介した内容

阿日寺—あにちじ
阿日寺は源信の生まれた寺と伝わり、誕生院阿日寺とも呼ばれています。
源信が母の身代わり仏として彫った阿弥陀仏は寺の本尊として受け継がれています。
阿日寺
阿日寺

いにしえの仏

板仏—いたぼとけ
福應寺の本尊は、木の板地に薄紙を貼り極彩色に描かれた阿弥陀三尊来迎図で、通称「板仏」と呼ばれています。
描かれた仏は源信の作と伝えられ、源信が筆をとったとされている7月9日のみ公開される寺の秘仏として、大切に守り伝えられています。
板仏
板仏