8月10日(火)

第279回 長尾街道「~糸のみほとけ~」

長尾街道—ながおかいどう

長尾街道
長尾街道
大阪府と奈良県を結ぶ長尾街道。
街道のほど近くにある二上山の麓に建つ當麻寺は、中将姫ゆかりの寺として知られています。
寺には中将姫が髪をそり落としたとされる剃髪堂や、一夜で織り上げたとされる極楽浄土を表した曼荼羅の写しが残ります。
長尾街道、そこには信心深い中将姫にまつわる伝説の轍がありました。

紹介した内容

當麻寺—たいまでら
當麻寺は聖徳太子の弟、麻呂子親王が612年に創建し、その孫に当たる當麻真人国見が現在の場所に遷造したと伝わる寺です。
寺には日本最古級の梵鐘や石灯籠など多くの国宝や文化財が残されています。
當麻寺
當麻寺

いにしえの伝説

當麻曼陀羅-たいままんだら
當麻曼陀羅は中将姫が畿内各地より蓮を取り寄せ蓮糸を紡ぎ、井戸で糸を染め、綴れ織りで織り上げたとされる當麻寺の本尊です。
文字ではなく図像で西方極楽浄土の壮麗さを表した當麻曼陀羅は、多くの人びとに浄土信仰への道を開きました。
當麻曼陀羅
當麻曼陀羅