5月25日(火)

第268回 中国街道「~尼崎伝統の天ぷら~」

中国街道—ちゅうごくかいどう

中国街道
中国街道
大阪府と兵庫県を通る中国街道。
街道が通る兵庫県尼崎市には、魚のすり身を油で揚げた名物「天ぷら」があります。
創業160年以上続く天ぷらの老舗では1日に3000個ほどの天ぷらが揚げられ、江戸時代から親しまれている味を守り続けています。
中国街道、そこには尼崎の名物を伝える轍がありました。

紹介した内容

枡千—ますせん
枡千は江戸時代末期、かまぼこ職人だった枡本千太郎が創業しました。
海に面する尼崎市の南部には魚市場があり、大阪や京都へ天ぷらなどの練り物を出荷していました。
枡千
枡千

いにしえの天ぷら

天ぷら—てんぷら
枡千で作られる天ぷらは、スケトウダラなど魚のすり身に砂糖を入れて旨味を引き出し、手の感触で弾力を確かめながら揚げていきます。
名物の白天はハモのすり身を主材料に高級食材のキクラゲがたっぷり練り込まれ、もっちりとしたすり身にコリコリとしたキクラゲの食感が特徴です。
いにしえの天ぷら
いにしえの天ぷら