5月18日(火)

第267回 中国街道「~西宮神社のえびす舞~」

中国街道—ちゅうごくかいどう

中国街道
中国街道
大阪府と兵庫県を通る中国街道。
街道が通る兵庫県西宮市には、えびす様を祀る神社の総本社「西宮神社」があります。
室町時代には神社の近くに住む傀儡子がえびす様の御利益を広めるため諸国で人形操りを行うようになり、その伝統芸能は今も受け継がれています。
中国街道、そこにはえびす信仰を伝える轍がありました。

紹介した内容

西宮神社—にしのみやじんじゃ
西宮神社はえびす様をおまつりする神社の総本社です。
本殿は1663年に四代将軍、徳川家綱による寄進によって建てられました。
本殿後方一帯の境内えびすの森は、兵庫県指定の天然記念物に指定されています。
西宮神社
西宮神社

いにしえの芸能

えびすかき—えびすかき
えびすかきは室町時代、西宮に40軒ほどあったといわれる傀儡子たちのことで、人形を納めた箱を首から掛けて諸国を回り、えびす舞を演じてきました。
江戸末期になると、淡路島へ渡った傀儡子が地域に広め、やがて人形浄瑠璃、文楽へと発展し成長していきました。
えびすかき
えびすかき