4月20日(火)

第263回 龍神街道「~室町創業の甘味処~」

龍神街道-りゅうじんかいどう

龍神街道
龍神街道
和歌山県を通る龍神街道。
江戸時代に整備された街道の近くには、500年以上続く老舗の和菓子屋があり、店に代々伝わる「本ノ字饅頭」の名前は、徳川頼宣が説いた教えに由来すると言われています。
龍神街道、そこには殿様が賞味した名品の轍がありました。

紹介した内容

総本家駿河屋—そうほんけするがや
室町時代創業の総本家駿河屋の和菓子は、豊臣秀吉など諸大名の心を掴みました。
徳川家康の十男である徳川頼宣が紀州へ移り、紀州徳川家が興ったときには、共に紀州へ行き、菓子を紀州藩主に献上し続けてきました。
総本家駿河屋

いにしえの名品

本ノ字饅頭—ほんのじまんじゅう
総本家駿河屋の看板菓子の一つ本ノ字饅頭は江戸時代に参勤交代の携行食としても重宝され、「紀伊國名所図会」という和歌山の名所案内にも名物として紹介された地域を代表する和菓子です。
餡を包んだもち生地を寝かせ、せいろで蒸して作る製法は、江戸時代から変わらず、職人のこだわりによって支えられています。
本ノ字饅頭
本ノ字饅頭