3月16日(火)

第258回 上街道「~奈良の銘菓 みむろ最中~」

上街道—かみかいどう

上街道
上街道
奈良県を通る上街道。
街道が通る桜井市の大神神社は本殿がなく、神社の背後にある三輪山にご祭神が宿ります。
三輪山は三諸山とも呼ばれ、その名に因んだ銘菓「みむろ最中」が長年、人々に愛され続けています。
上街道、そこには古代信仰にまつわる味の轍がありました。

紹介した内容

三輪山—みわやま
桜井市にある三輪山は、標高が467mのなだらかな円錐形の山で、ふもとにある大神神社の御神体として崇められ、人々の信仰を集めています。
古くは限られた者だけしか足を踏み入れることのできない、禁足の山とされてきました。
三輪山
三輪山

いにしえの銘菓

みむろ最中—みむろもなか
みむろ最中は大神神社の大鳥居前にある和菓子屋、白玉屋榮壽の名物で、大神神社の御神体、三輪山(三諸山)から和菓子の名前を「みむろ」と名付けました。製法と味は一子相伝で受け継がれ、別々の窯で炊き上げた「こしあん」と「つぶあん」を混ぜ合わせた餡を使用し、甘さ控えめで小豆の風味を生かした銘菓です。
みむろ最中
みむろ最中