3月9日(火)

第257回 上街道「~元興寺の石塔群~」

上街道—かみかいどう

上街道
上街道
奈良県を通る上街道。
街道が通る奈良市には、約1300年前に建立された元興寺があります。
鎌倉時代には、庶民を始め幅広い層の信仰を集めました。
上街道、そこには歴史ある寺の信仰を伝える轍がありました。

紹介した内容

元興寺—がんごうじ
元興寺は南都七大寺の一つに数えられ、各方面で指導的な役割を果たし、数々の名僧を出して日本仏教の発展に寄与してきました。
長年にわたり雨風から守り続けてきた屋根には、奈良時代から使われてきた瓦が残ります。
元興寺
元興寺

いにしえの石塔群

浮図田の石塔—ふとでんのせきとう
元興寺の境内にある浮図田には様々な形態の石塔が整然と並んでいます。
約2500もの石塔には「道意」や「妙空」など僧侶の名前が刻まれ、なかには「逆修」と刻まれた、僧侶以外の人たちが生前に自らの極楽往生を願い、建てられた石塔も並びます。
浮図田の石塔
浮図田の石塔