1月26日(火)
第251回「西高野街道~南宗寺・八方睨みの龍~」
西高野街道—にしこうやかいどう


大阪府を通る西高野街道。
街道が通る堺市には、戦国時代に千利休が修行したといわれる南宗寺があります。
寺の仏殿には、仏教の教えを説く龍が天井一面に描かれています。
西高野街道、そこには睨みを利かせた龍の轍がありました。
街道が通る堺市には、戦国時代に千利休が修行したといわれる南宗寺があります。
寺の仏殿には、仏教の教えを説く龍が天井一面に描かれています。
西高野街道、そこには睨みを利かせた龍の轍がありました。
紹介した内容
南宗寺—なんしゅうじ
南宗寺は、戦国武将の三好長慶が父を弔う為に建立した寺です。
創建当時は著名な禅僧が来住し、堺の町衆文化の発展に寄与しました。
本殿にある枯山水庭園は、落ち着いた風情を漂わせ、国の名勝庭園に指定されています。
創建当時は著名な禅僧が来住し、堺の町衆文化の発展に寄与しました。
本殿にある枯山水庭園は、落ち着いた風情を漂わせ、国の名勝庭園に指定されています。


いにしえの天井絵
八方睨みの龍—はっぽうにらみのりゅう
禅宗建築の技法を用いた仏殿内部の天井には「八方睨みの龍」が描かれています。
平面に墨一色で描かれた龍は、目、顔、ひげが360度どこから見てもこちらを睨んでいるように見えることから、その名が付けられました。
平面に墨一色で描かれた龍は、目、顔、ひげが360度どこから見てもこちらを睨んでいるように見えることから、その名が付けられました。

