12月29日(火)

第247回「西近江路~湖を見守る浮御堂~」

西近江路—にしおうみじ

西近江路
西近江路
琵琶湖の西を通る滋賀、西近江路。
この街道は、かつて様々な俳人や絵師たちが通った道です。
彼らは琵琶湖に浮かぶように立つ浮御堂の風景を愛し、お堂を題材にした作品を残しました。
西近江路、そこには湖を見守り続けるお堂の轍がありました。

紹介した内容

芸術家たちと琵琶湖—げいじゅつかたちとびわこ
近江を愛した松尾芭蕉をはじめ、小林一茶など多くの俳人が琵琶湖と、その周辺の人びとの暮らしや生業を詠んできました。
また歌川広重や葛飾北斎などの絵師たちも琵琶湖の景観を愛し集ったといいます。
湖と山々の間には、長い歴史と文化に育まれた風情が満ちあふれています。
琵琶湖
琵琶湖

いにしえの千体仏

浮御堂—うきみどう
浮御堂は平安時代に、天台宗の僧侶として活躍した源信が、湖上の安全と衆生済度を祈願し建立したとされ、お堂の中には千体もの阿弥陀仏像が奉安されています。
また湖中に立つお堂の景観は、近江八景の「堅田の落雁」で名高く多くの人々に愛され続けてきました。
浮御堂
浮御堂