11月24日(火)

第242回「淡嶋街道~紀州の名園と首大仏~」

淡嶋街道—あわしまかいどう

淡嶋街道
淡嶋街道
和歌山県を通る淡嶋街道。
街道付近には紀州徳川家10代目藩主「徳川治宝」ゆかりの場所が残っています。
海沿いの土地に造られた大名庭園や、治宝の命により建立された寺など今でも多くの人々が訪れています。
淡嶋街道、そこには紀州の文化遺産を伝える轍がありました。

紹介した内容

養翠園—ようすいえん
養翠園は、徳川治宝が隠居所であった西浜御殿からの清遊や接待の場として、1818年より8年程かけて造営した大名庭園です。
海沿いだった為、庭園の池には海水を取り入れ潮の満ち引きによる景色の変化を楽しんだといわれています。池にはイナ、ウナギ、ハゼなど海と川の境目に生息している魚がいます。
養翠園
養翠園

いにしえの首大仏

首大仏—くびだいぶつ
和歌山市の無量光寺には、高さ約3メートルの首だけの大仏が鎮座しています。
首大仏は1840年に鎌倉の大仏を目標に、まず首だけが完成しました。
しかし、首から下の部分の製作は何度も検討しましたが世勢の騒擾にかなわず断念されました。
1908年に首大仏は無量光寺に安置されるようになり「首から上の願いが叶う」として人々が病気平癒や合格祈願などに訪れています。
無量光寺
首大仏