11月3日(火)

第239回「淡嶋街道~淡嶋神社の人形供養~」

淡嶋街道—あわしまかいどう

淡嶋街道
淡嶋街道
和歌山県を通る淡嶋街道。
街道が通る和歌山市の港町、加太には古墳時代に創建されたといわれている淡嶋神社があります。
神社の境内には、いたるところに全国から奉納された、およそ2万体の人形が並び「人形供養」の神社として知られています。
淡嶋街道、そこには人形への想いを託す轍がありました。

紹介した内容

淡嶋神社—あわしまじんじゃ
その昔、海上で激しい嵐に遭った神功皇后が、沈みそうになる舟の中で神に祈りを捧げ、そのお告げで、友ヶ島に辿りつき命拾いしました。
数年後、神功皇后の孫にあたる仁徳天皇が、その話を聞き島では何かと不自由だろうと対岸の加太に社を移して社殿を建てたのが淡嶋神社の起こりとされています。
女性の病気回復や安産、子授けなどに霊験あらたかといわれています。
淡嶋神社
淡嶋神社

いにしえの雛人形

雛人形—ひなにんぎょう
江戸時代、紀州徳川家では姫誕生の初節句に一対の人形を、淡嶋神社に奉納する習慣があり、姫や腰元が遊んでいた道具も代々奉納されてきました。
境内にある雛倉には、時代を経た見事な雛人形が数多く現存しています。
雛人形
雛人形