10月6日(火)

第235回「八風街道~聖徳太子の伝説~」

八風街道—はっぷうかいどう

八風街道
八風街道
滋賀県を通る八風街道。
この街道は八方から風が吹き付けることが、その名の由来とされています。
街道近くに建立されている長光寺には「聖徳太子の御霊石」が残されており、代々の住職によって受け継がれてきました。
八風街道、そこには聖徳太子にまつわる伝説の轍がありました。

紹介した内容

長光寺—ちょうこうじ
長光寺は611年に、聖徳太子が建立した寺です。
本尊の「千手子安観世音菩薩」は、聖徳太子が難産だった妃のために香木から作ったとされ、安産の仏として信仰を集めています。
長光寺
長光寺

いにしえの伝説

御霊石—ごれいせき
御霊石は長光寺に安置されている霊石です。
聖徳太子の妃が難産だった時、妃が仏法を信じ仏の加護を祈り続けていると、仏の使いが来て「汝が願いは、正しく観世音が救い給う」と言い飛び去りました。
まもなく妃は無事に出産しましたが、不思議に思われた太子が、仏の使いの行方を探すと、飛び去った先には香木と、五色に光り輝く霊石があり、この霊石の上に本堂を建てたことが長光寺の始まりとされます。
御霊石
御霊石