9月1日(火)

第230回「筋違道~国宝の飛鳥彫刻~」

筋違道—すじかいみち

筋違道
筋違道
奈良県を通る筋違道。
街道が通る斑鳩町は、仏教を布教し政治に取り入れた聖徳太子が宮殿を置いた場所です。
町には多くの寺院が建立され、飛鳥時代の最高傑作といわれる国宝の仏像も残されています。
筋違道、そこには飛鳥彫刻の傑作を伝える轍がありました。

紹介した内容

中宮寺—ちゅうぐうじ
中宮寺は聖徳太子の母、穴穂部間人皇后の宮殿を寺にしたと伝わる尼寺です。
安土桃山時代には皇族の女性が入寺し、以後、明治時代まで、皇室からの女性が住職に就く尼門跡寺院となりました。
中宮寺
中宮寺

いにしえの仏像

菩薩半跏像—ぼさつはんかぞう
中宮寺の本堂にある本尊「菩薩半跏像」は飛鳥時代に造られたものです。
像の頭体部は木材を複雑に組み合わせた特異な寄木技法が用いられており、飛鳥時代から白鳳時代へと推移する様式が見られます。
調和のとれた優美さが際立つ傑作で、尼寺にふさわしい女性的な美しい仏像です。
菩薩半跏像
菩薩半跏像