日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

7月14日(火)

第223回「葛城古道~修験道の開祖 役行者~」

葛城古道—かつらぎこどう

葛城古道

葛城古道

奈良県を通る葛城古道。
大阪と奈良にまたがる金剛山地は、飛鳥時代に修験道の開祖「役行者」が最初に修業をした山々と言われています。
その麓近くにある吉祥草寺には、役行者の母を思う優しい人柄を伝える像が残されています。
葛城古道、そこには修験道にまつわる伝承の轍がありました。

紹介した内容

吉祥草寺—きっしょうそうじ

吉祥草寺は、修験道の開祖「役行者」の出生地とされています。
境内にはゆかりの遺構が残り、役行者誕生の際、産湯から生まれた井戸や、山での修行から里帰りした際に、腰掛けて精神修行をしていたとされている役行者腰掛石が残されています。

吉祥草寺

吉祥草寺

いにしえの伝承

役行者と白専女—えんのぎょうじゃとしらとうめ

約1300年前、役行者が熊野本宮から大峯山脈での修行に入った時、気遣った母、白専女が危険な山へと会いに行きました。
役行者は山に入って来てしまう母を心配し、母が後を追わないようにと「女人入山禁止の結界門」を建てました。これが「女人禁制」の始まりとされています。吉祥草寺にある役行者像は、山岳修行に打ち込んでいた32歳の姿を写した木像で、母の白専女像と共に祀られています。

役行者像

白専女像

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