日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

5月12日(火)

第214回「大津街道~受け継がれる組紐~」

大津街道—おおつかいどう

大津街道

大津街道

滋賀から京都へ続く大津街道。
街道近くにある工房では150年以上続く、組紐作りの技術が熟練の職人によって守られています。
専用の組台で組まれた紐は伸び縮みしやすく、とても締めやすい帯締めになるとのことです。
大津街道、そこには受け継がれゆく技術の轍がありました。

紹介した内容

大津の組紐—おおつのくみひも

大津の組紐

大津の組紐は江戸時代、京都へ入る武士の装束、特に刀の下げ緒や印籠の紐を修理をしたことから始まり、仏具や巻物の飾り紐としても使われました。
明治時代に入ると、時代の移り変わりにともなって帯締めや羽織紐として、人々に広く使われるようになりました。

いにしえの技術

藤三郎紐—とうざぶろうひも

大津市にある「藤三郎紐」は組紐の伝統技術を守り続ける店です。
店の特徴は全国的にも珍しい紅花やウコンなどの自然素材を用いた「草木染め」で淡く渋い、繊細な色合いになります。
組紐は内記台と呼ばれる組台を使い、職人が一定の力を加え続けることで、適度な伸縮性を出し、丈夫で歪みのない美しい仕上がりとなります。

藤三郎紐

藤三郎紐

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