日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

10月22日(火)

第185回「暗越奈良街道~奈良を描く赤膚焼~」

暗越奈良街道—くらがりごえならかいどう

暗越奈良街道

暗越奈良街道

大阪と奈良を結ぶ暗越奈良街道。
奈良市西部の丘陵地帯で古来、作られてきた伝統的なやきもの「赤膚焼」。
現在は窯元も少なくなったが、昔ながらの茶碗の形状や描かれる図柄は今も受け継がれています。
暗越奈良街道、そこには奈良の風情を伝える轍がありました。

紹介した内容

赤膚焼—あかはだやき

赤膚焼は安土桃山時代、この地の領主だった豊臣秀吉の弟、秀長が茶道具を作らせるために窯場を開いたのが始まりとされています。
茶碗の底に二重の窪みを作り、抹茶を立てる際、泡を立ちやすくしているのが特徴です。

赤膚焼

赤膚焼

いにしえの焼き物

奈良絵—ならえ

赤膚焼の図柄として描かれている「奈良絵」。
元は、お釈迦様の生涯を描いた奈良時代の絵巻「絵因果経」を分かりやすく図案化したものです。
その後、三笠山や鹿、二月堂など奈良の風物が描かれ、時代に合わせて独自に発展してきたそうです。
今では茶道具以外のものにも描かれ多くの人に親しまれています。

奈良絵

奈良絵

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