日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

5月21日(火)

第163回「伊勢本街道~仏になった大木~」

伊勢本街道—いせほんかいどう

伊勢本街道

伊勢本街道

奈良から三重に続く『伊勢本街道』。
この街道の近くに建つ長谷寺には、高さおよそ10メートルの十一面観音菩薩像が祀られている。
その荘厳な巨大観音の誕生にはある伝説が残っています。
伊勢本街道、そこには観音菩薩の轍がありました。

紹介した内容

長谷寺—はせでら

長谷寺

奈良県桜井市に建つ長谷寺はおよそ1300年前に徳道上人によって創建されました。仁王門から399段の登廊を上ると本堂があり、そこには楠の霊木で造られた、高さおよそ10メートルの十一面観音菩薩像が祀られています。

いにしえの観音像

十一面観世音菩薩立像—じゅういちめんかんぜおんぼさつりつぞう

長谷寺の本堂に祀られている十一面観世音菩薩立像の誕生にはある伝説が残ります。その昔、触れた者は必ず祟られてしまうという楠の大木がありました。
徳道上人は「人々に恐れられるものにこそ、神の力が宿る」と考えこの楠で十一面観世音菩薩立像を彫らせたといいます。慈悲や怒り、様々な表情を浮かべる十一面観世音菩薩立像はいつでも世の中を救うことができるよう、外界のすべての方向を見守っています。

十一面観世音菩薩立像

十一面観世音菩薩立像

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