日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

4月16日(火)

第159回「高砂道~明石生まれの名物~」

高砂道—たかさごみち

高砂道

高砂道

兵庫県を通る『高砂道』。
この街道が通る明石市では、江戸時代に高価な珊瑚の代りとなる『明石玉』が考案されました。
そんな明石玉が起源といわれる『明石焼』は庶民の味として今も親しまれています。
高砂道、そこには明石で生まれた名物の轍がありました。

紹介した内容

明石玉—あかしだま

明石玉は江戸時代の末期、冬場に割れた鶏卵の卵白が寒さで固まった事をヒントに、べっ甲職人が考案したといいます。固まる性質を持つ卵の白身を接着剤に硝石などを混ぜて作る明石玉は、当時高価だった珊瑚の代用品としてかんざし等の装飾に使われました。明治時代には多くの物資が行き交った明石市の港から海外へ輸出されるなど、主要産業の一つになったといいます。

明石玉

明石玉

いにしえの名物

明石焼—あかしやき

明石玉の量産が始まると、それに伴い大量の卵の白身が必要になりました。そこで、余った黄身を活用する為に生まれたのが「明石焼」だといいます。
地元では「玉子焼」とも呼ばれ、小麦粉とじん粉という小麦デンプンの粉をだし汁で溶いて作ります。卵を多く使う明石焼は、とてもやわらかく明石市の名物として今でも親しまれています。

明石焼

明石焼

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