日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

9月12日(火)

第76回「竜田越奈良街道 ~日本最古の金魚養殖~」

竜田越奈良街道—たつたごえならかいどう

大阪と奈良をつなぐ『竜田越奈良街道』。
この街道が通る奈良県大和郡山市で、およそ300年前に始まった金魚の養殖。貧しかった武士たちの貴重な収入源として広まり、今もこの地に100年以上続く金魚の養殖場が残ります。
竜田越奈良街道、そこには夏の風物詩の轍がありました。

紹介した内容

奈良県大和郡山市—ならけんやまとこおりやまし

奈良県の北部に位置する大和郡山市は、日本で最も古い金魚の産地です。
この地は、降雨量が少ない事から川の水を有効に使う為に「ため池」を築き、農業用水として使われてきました。そして、この「ため池」を利用して金魚の養殖が盛んになりました。

やまと錦魚園—やまとにしきぎょえん

やまと錦魚園は大和郡山市で100年以上続く金魚の養殖場です。およそ30種類の金魚を飼育しており、常に1万匹以上の金魚が生息しています。
古くから形と色を選別することで、金魚の美しさが保たれてきたといいます。

いにしえの金魚

奈良県の大和郡山市における金魚の養殖の始まりは、1724年に大名の柳澤吉里候が甲斐の国(山梨県)から持ってきた事に始まると伝えられています。幕末の頃になると藩士の副業として、明治維新後は職禄を失った藩士や農家の副業として、盛んに行われるようになりました。

関西テレビ ページトップへ戻る