日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

4月18日(火)

第55回「熊野古道・大辺路 ~奇岩・橋杭岩~」

熊野古道・大辺路—くまのこどう・おおへち

熊野古道大辺路。紀伊田辺から海岸線沿いに進み、熊野三山に至る道。
この道からは、大小さまざまな岩の柱が一直線に並んだ「橋杭岩」を見る事ができる。ここには、布教活動の為にこの地を訪れた弘法大師・空海の伝説が伝わります。
熊野古道大辺路、そこにはいにしえの世界へと誘う轍がありました。

紹介した内容

橋杭岩—はしぐいいわ

海岸から海に向かって、約850mの列を成して大小40余りの岩柱がそそり立つ『橋杭岩』。一列に並んだ岩柱が橋を渡すための杭のように見えることから、このように名づけられました。
大地の歴史を示すこの独特の地形は、国の名勝・天然記念物に指定されています。

いにしえの日の出

橋杭の立岩伝説—はしぐいのたていわでんせつ

橋杭岩には弘法大師にまつわる伝説が伝わります。弘法大師と天の邪鬼が熊野を旅した時、天の邪鬼が本州と大島の間で橋の架け比べをしようと弘法大師へもちかけました。
一晩という区切りを設け、弘法大師から橋を架け始めると、見る見る橋杭が立てられていきます。その姿に焦りを感じた天の邪鬼が邪魔をしようと、鶏の鳴きまねをし、朝が来たと勘違いをした弘法大師が作業を止めたことで、「橋杭」だけが残ったという伝説です。

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