日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

4月4日(火)

第53回「熊野古道・大辺路 ~川を渡る古道~」

熊野古道・大辺路—くまのこどう・おおへち

熊野古道大辺路。紀伊田辺から海岸線沿いに進み、熊野三山に至る道。
海や山が織りなす景観に恵まれたこの街道の道中には唯一、舟で川を渡る古道が残ります。身分の高い人々が通る際は、舟を並べさせ、舟橋を架け渡ったと言われています。
熊野古道大辺路、そこにはいにしえの佇まいを残す山と川の轍がありました。

紹介した内容

富田坂—とんだざか

富田坂は熊野古道大辺路の道中で、峠越えの難所として知られる坂道です。坂の途中には「七曲り」と言われる7つのつづら折れの急な登り坂があります。2004年には世界遺産に登録されました。

いにしえの渡し船

安居の渡し—あごのわたし

安居の渡しは、熊野古道・大辺路の富田坂を下った安居の集落から、日置川を渡る渡し舟です。
現在の川幅は30m程ですが、昔は80mもあった水量の多い川だったとの事です。江戸時代には紀州藩主や三宝院門跡が大勢の随行者を連れて渡る際、舟を並べて舟橋を架けていたといわれています。

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