日本の轍

毎週火曜 午後9:54~10:00

※3月21日(火)の放送は、午後10:48~10:54です。

3月21日(火)

第51回「湯の山街道 ~三木の鍛冶屋~」

湯の山街道—ゆのやまかいどう

兵庫県『湯の山街道』。
この街道が通る三木市は戦国時代から「金物の街」として知られ、多種多様な金物が作られてきました。そんな三木市には、今も昔ながらの製法で鉋を作る鍛冶屋が残っています。湯の山街道、そこには伝統の金物作りを今に伝える轍がありました。

紹介した内容

兵庫県三木市—ひょうごけんみきし

兵庫県の南部に位置する三木市。全国屈指の金物の街として栄えるきっかけとなったのが、1578年に羽柴秀吉が行った『三木城攻め』です。戦の後、秀吉は焼け野原になった三木市の復興を画策。大工職人やその道具を作る鍛冶職人達が集まり、その後次第に様々な金物が作られるようになったと言われています。

山本鉋製作所—やまもとかんなせいさくじょ

山本鉋製作所は、1919年から続く鍛冶屋です。
45年間鉋を作り続ける3代目当主の山本芳博さんは伝統工芸士にも認定され、その技術は4代目・健介さんに受け継がれています。

いにしえの刃物

鉋—かんな

完成に至るまで、いくつもの工程がある鉋作りにおいて最も重要な作業が「焼き入れ」と呼ばれる、鉋の硬さを出す為の作業です。鉋の表面と側面に、砥の粉を水で練ったものを塗り、さらに裏面にはメスキと呼ばれる砥石の泥を均一に塗り乾燥させます。それを火釜で十分に加熱し、その後すぐに水中で急冷することで強度がある鉋が出来上がります。

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